ひとつのがたり。
サンプル:
<小説>
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◆5年2組の家畜少女
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※R-15G/短編/少女/少年/ボーイミーツガール/SF/日常
あらすじ:
「『知る』ことは人間にとって最大の娯楽だ。それ以外の何ものでもないし、それ以上にはなりえない」
未来の人間社会では、今とは異なる倫理観を持っており、また過去の倫理観を忘れず学ぼうとする世界である。
主人公である小学5年生の当真命は、極度に受身な人間だった。それを自身の短所と自覚しながらも、その性格を治そうとはしなかった。だから彼は膨大に与えられる情報を『知る』だけで、そこから発展して自分の考えを持つことはなかった。
ある日、彼は天真爛漫で純粋無垢な転校生の、優生あいと出会う。彼女は、過去を学ぶために作られた『家畜少女』だった。彼は優生あいと共に学校生活を送るうちに、無意識に彼女に惹かれていく。
これは、とある少年と少女のおはなし。わかりきった結末の、ただそれだけのおはなし。
◆魔の王へと捧ぐ
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※R-15G/長編/ファンタジー/勇者/魔王/悲恋
あらすじ:
ただ、誰にもすくわれない想いが、どうしようもなく熱をもった。
おおよそ百年に一度、ある地方では〈奇跡の剣〉により選ばれた勇者が、魔王討伐の旅に出る。魔王討伐は国民すべてが待ち望んでいる。魔物に襲われることは、力なき者にとって災害だからだ。
魔の森。〈奇跡の剣〉を持つ勇者と、勇者に認められた二人しか入ることのできない、魔王が鎮座する場所。勇者に選ばれた王子シェヘラ一向は、魔の森へと向かう。
『百年に一度、四人の勇者が選ばれ、彼らは魔の王を封印するだろう』――伝承は、そう語る。
◆幻想×××
http://ncode.syosetu.com/n9828co/
※短編/私小説/文学/少女/怪物
あらすじ:
そこはきちんと手入れされたお花畑なのかもしれないし、あるいは途方もない種類のジャンクたちを抱えた不法投棄所かもしれない。
灰色の猫の耳を模したフードを深くかぶり、黒色のマフラーを首の後ろで結び、白色のもこもこの手足を衣服からはみだしている少女、ハイネコ。ハイネコはいつからかあやふやな世界を歩いていた。黒い大きな怪物に食べられてしまわないよう、必死で人間じゃないフリをして歩いていた。
あやふやな世界は、次第にいろんな顔を見せ始める。